PremiereProとPowerDirectorで迷っているんだけど、どんな違いがあるの?
そんな疑問を解消するために、この記事ではPremiereProとPowerDirectorの違いを書いていきます。
この記事で分かること
- PremiereProとPowerDirectorの使い勝手
- PremiereProとPowerDirectorの価格
- PremiereProとPowerDirectorのスペック
- PremiereProがおすすめな人
- PowerDirectorがおすすめな人
これから動画編集を始めたいけど、PremiereProとPowerDirectorどっちを使っていいか分からない・・・という方は参考にしてみてください。
PremiereProを使っているよ
自分の場合はAdobeのコンプリートプランを使っているので、動画編集する場合はPremiereProやAfterEffects、Photoshop、Auditonoなどのソフトを使っています。
Adobeソフト同士は親和性高くて、編集もしやすいですね。
PremiereProとPowerDirectorの違いを見ていきましょう。
PremiereProとPowerDirectorを価格で比較
PremiereProの価格
PremiereProの価格はこんな感じです。
- 月々プラン、月々払い・・・3,828 円/月 (税込)
- 年間プラン、(月々払い)・・・2,728 円/月 (税込)
- 年間プラン、(一括払い)・・・28,776 円/年 (税込)
結構かかるね。
そうですね、Adobe製品はそれなりにかかるんです。
PremierePro月額けっこうかかりますよね。買い切り版はないから、使っている人はこれらの価格を支払って使っています。
自分はコンプリートプランだからもうちょっと払って複数のソフトを使っているよ。
PowerDirectorの価格
- PowerDirector Standard・・・6000円ほど(amazonなどで買える)
- PowerDirector Ultra・・・12,980円
- PowerDirector Ultimate・・・16,980円
- PowerDirector Ultimate Suite・・・20,980円
- PowerDirector 365(サブスクリプション)・・・8,480円/年
- Director Suite 365(サブスクリプション)・・・15,980円/年
種類多すぎない・・・
多いですよね、値段が上がるほどできることは増えますよ。
ちなみに一番安いPowerDirector StandardはAmazonで買うことができます。
それぞれのプランでできることの違いは公式の比較表に書かれているから、気になったら見てみるといいです。普通に動画編集するならPowerDirecotor Ultraがおすすめです。
PowerDirectorには買い切り版がある
PremiereProには買い切り版がないけど、PowerDirectorには買い切り版があります。
- PremierePro・・・買い切り版はない
- PowerDirector・・・買い切り版がある
買い切り版がいいならPowerDirectorか。
そうですね、買ったらそれ以上料金がかからないのは魅力です。
買い切り版があるのはかなり魅力的ですよね。一回買ってしまえば、あとはずっと使えるって考えると1,2万してもまあいいかな、なんて思ってしまいます。
PremiereProとPowerDirectorを使うのに必要なパソコンスペック
PowerDirectorはWindowsのみ対応
- PowerDirector・・・Windowsのみ
- PremierePro・・・Windows・Mac
MacユーザーはPremiereProだね。
そうですね、PowerDirectorはWindowsしか使えないですからね。
ちなみに自分は動画編集する際にはWindowsを使うことが多いから、WindowsパソコンでPremiereProを使って作業しています。
それぞれの必要パソコンスペック
PremiereProの必要システム構成を満たしているか確認してみるとこんな感じです。
PremierePro
Windows | Mac | |
プロセッサー | 最小仕様:Intel® 第 6 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 1000 シリーズ以降の CPU 推奨仕様:Quick Sync 搭載の Intel® 第 7 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 3000 シリーズ/ Threadripper 2000 シリーズ以降の CPU | 最小仕様:Intel® 第 6 世代以降の CPU 推奨仕様:Intel® 第 7 世代以降の CPU または Apple シリコン M1 以降 |
メモリ(RAM) | 最小仕様:8 GB 推奨仕様:HD メディアの場合は 16 GB の RAM、4K 以上の場合は 32 GB 以上 | 最小仕様:8GB 推奨仕様: 【Apple シリコンの場合】16 GB の統合メモリ 【Intelの場合】HD メディアの場合は 16 GB の RAM、4K メディア以上の場合は 32 GB |
見てもあまり分からないけど、それなりのスペックは求められるのかな?
そうですね、PremiereProはそれなりの価格のするパソコンになりますね。
ちなみに自分のパソコンはCorei7のメモリ32GBです。
PowerDirector
Windows | |
CPU | Intel Intel Core™ i シリーズ 以上。 AI 機能の使用は Intel 第4世代 (Haswell) Core i プロセッサー Core i7-4770 (Core、Xeon ブランドのみ)以上。 AMD AMD Phenom® II 以上。 AI 機能の使用は AMD A8-7670K 以上、AMD Ryzen™ 3 1200 以上。 |
メモリ | 4GB 以上 (8GB 以上推奨)。 NVIDIA ビデオ/オーディオ ノイズ除去、ルームエコー除去には 8GB 以上が必要です。 |
PremiereProと比べるとそんなに求められてないね。
そうですね、かなり手が出しやすいです。
これぐらいのスペックなら普段ネットサーフィンしているパソコンでも満たせる場合多いんじゃないかな、と思います。
PowerDirectorはパソコンのスペック的にも手が出しやすいのが良いですね。もちろんスペックの高い方がもたつきなどへの懸念は少なくなります。
PremiereProとPowerDirectorを使い勝手で比較
自分は普段PremiereProやAfterEffectsを使って動画編集してしまうけど、PremiereProとPowerDirectorとの使い勝手も見ていきます。
あくまで普段Adobeソフトを使っている人としての意見として受け取ってみてください。
編集画面はどちらも同じような見た目だが、PremiereProの方が複雑
動画編集画面は大体どの編集ソフトも似たりしますよね。PowerDirectorとPremiereProもパッと見は似ているけど、PremiereProの方が複雑です。
PremiereProは機能が多すぎていろんなパネルがあります。それだけ多くのことができるっていうことだけど、最初編集するときにはどこをいじったら何ができるかっていうのは戸惑ってしまうでしょう。
PremiereProは凝った動画編集が可能
PremiereProにはたくさんのエフェクトがあってそれぞれのエフェクトで細かい調整が可能です。
PowerDirectorにもエフェクトは多くあるけど、PremiereProほど細かい設定はできません。
凝った編集をしたいならPremiereProかな
そうですね、一般的な編集ならPowerDirectorでも結構十分ですけどね。
ちょっと書いておくと、PremiereProはもちろん機能は豊富だけど、PowerDirectorも十分いろんなことができます。各エフェクトの調整や複数エフェクトをかけることもできますしね。
PremiereProはプロ向けと言う印象です。
操作性はどっちもどっち
格段にどちらかが使いやすいっていうのは個人的にないです。
動画編集ソフトってシンプルなほど使いやすいと思うんですが、そういう点ではiMovieなんかはとても分かりやすいですよね。ああいうシンプルで使いやすいっていうのはどちらもないです。
どちらも気になる点を少し挙げてみます。
PowerDirectorの気になる点
- テロップや文字入れの操作性が悪い
- タイムラインの操作性が気になる
PowerDirector操作性良いって聞くこともあるけど、個人的にはあまり思いません。テロップやタイムライン周りが気になってしまいました。
PremiereProの気になる点
- 編集画面がごちゃごちゃしている
- 重い
PremiereProはパネルが色々あってごちゃごちゃしていますね。(Adobeソフトは大体そんな感じですが)
PremiereProを使ったら機能やパネルが多すぎてよく分からんと思うだろうし、PowerDirectorを使ったらタイムラインの使い勝手微妙だな・・・なんて思うかもしれません。
ここら辺はある程度慣れですね。
PowerDirectorはBGMや効果音が付いているので楽
PowerDirectorには最初から音楽素材や効果音などがついています。
付属している効果音などはそのまま動画編集に使うことができて便利。こういう効果音なんかは地味に嬉しいです。
ついていないとどこかからダウンロードしてインポートして使わないといけないですからね。
PremiereProとPowerDirectorどちらを使えばいいか
どちらの動画編集ソフトを使うかは、結局は自分の好みになるんだろうけど大まかにまとめます。
PremiereProがおすすめな人
- 凝った動画編集をしたい方
- 高クオリティの動画を作りたい方
- お金がかかってもいい方
PremiereProはそれなりにお金がかかるけど、クオリティの高い動画を作りたいならおすすめです。多くのエフェクトや細かい調整まですることができます。
どんな感じか気になったら7日間無料で使うことができるので、試しに使ってみるといいです。
PowerDirectorがおすすめな人
- 価格を抑えたい人
- 最大限のクオリティを動画に求めていない人
PowerDirectorはPremiereProほどお金がかからないので、価格を抑えつつ動画編集をしたい人におすすめです。PremiereProほどではないですが、エフェクトの調整なんかもすることができます。
おすすめはPowerDirector Ultra(12,980円)です。