ChatGPT使ってPhotoshopの作業効率化できない？
AIの力を借りればそりゃあできますよ
デザインって、案外「迷う」ことに時間がかかりませんか？「どんな構図がいいかな…」「キャッチコピー、刺さる言葉が思いつかない…」
そんなときに頼れるのが ChatGPT × Photoshop の組み合わせです。
実はこのコンビ、思考と手作業の“分業”によって、Photoshop作業の効率を3倍に高めることができるかもしれません。
記事の内容
- ChatGPTでPhotoshop作業が加速する理由
- ChatGPT × Photoshopの実践プロンプト例
- クリエイター向けの具体的な活用シーン
- AdobeのAIツールFireflyとの違い
- まとめ：ChatGPTはデザインの“第2の脳”になる
普段Photoshopを使っていて作業効率を上げたいと思っている方やこれから使い始めようと思っている方は参考にしてみてください。
Photoshopの作業を効率化していきましょう
ChatGPTでPhotoshop作業が加速する理由
ChatGPTは画像編集はできません。けれど、「考える」工程をめちゃくちゃ短縮してくれます。
| Photoshopの作業 | ChatGPTでできること |
|---|---|
| バナー構成を考える | レイアウト案の提案（見出し＋要素） |
| キャッチコピーを作る | ターゲット別に複数案を生成 |
| 配色やデザインの方向性に悩む | トーンや参考スタイルを提案 |
| 合成する構図を迷っている | 構図のアイデアを教えてくれる |
どれも作る時に迷うやつだね
そうだねそこが時間かかるんですよね
「Photoshopを開く前にChatGPTで迷いを消す」──これだけで時間と頭の疲労がかなり減ります。
ChatGPT × Photoshopの実践プロンプト例
ここでは、Photoshopのよくある作業に使えるプロンプト例をご紹介します。
構成案を考えたいとき
10代向けのコスメブランドのキャンペーンバナーを作成予定。構図と見出し、配置する要素を3パターン教えてください。
なるほどいくつかパターンを出してくれるのがいいね
そうなんですよイメージが湧きやすいです
参考画像なんかも作ってくれるから、イメージが湧かなかったらそれを元にPhotoshopで作ってみるっていうのもありですね。
キャッチコピーが浮かばないとき
春の新生活キャンペーン向けの、20代女性に響くキャッチコピーを5案ください。ポップで元気なトーン希望。
これすぐ答えてくれるのやばいね
それでいてそれっぽいですしね
色や雰囲気で迷ったとき
高級感と信頼感のあるデザインにしたいのですが、配色とフォントの組み合わせを提案してください。
クリエイター向けの活用シーン
写真レタッチ・加工の方向性に迷ったとき
「この写真、どう加工すればおしゃれに見える？」
そんなときはChatGPTにジャンルや雰囲気を伝えてヒントをもらうのが有効です。
こんなところまで出してくれるんだ
凄いですよね
もし写真のどこを加工していいか分からなかったらChatGPTに聞いてみるといいでしょう。
バナー・SNS画像制作の時短アイデア出しに
構図、キャッチコピー、配色…。決めることが多すぎて、手が止まることありませんか？
ChatGPTなら、**「この条件で3案ちょうだい」**といった形で、複数パターンの叩き台を一瞬で出してくれます。
もしその構図のイメージを画像で知りたかったら、その画像をChatGPTに作らせてみるのもいいでしょう。
いくつか出してもらってPhotoshopで最終的にそれらを参考にしつつ作るっていうのが良さそうですね。
プレゼン資料・YouTubeサムネ・販促素材にも応用可
デザインは見た目だけでなく、意図や文脈の整理も重要です。ChatGPTは、ターゲットに応じたメッセージの方向性や構成をまとめるのが得意です。
制作前の方向性が固まりそうだね
できるだけ固めておきたいですからね
方向性だけは自分で考えて細かい表現案は出してもらうといいかもね
はい案出しはChatGPT得意なので
ざっくり方向性が決まっているなら、その方向性に合うようなタイトル案や表現を考えてもらうといいと思います。
AdobeのAIツールFireflyとの違い
Photoshopにも「Firefly」という強力な生成AI機能が搭載され、AIによる画像生成・編集がますます注目を集めています。一方、ChatGPTも「考えるAI」としてデザイン作業での活用が広がっています。
でもこの2つ、役割も得意分野も全然違います。
| 項目 | Firefly（Photoshop） | ChatGPT（文章生成AI） |
|---|---|---|
| 実際の画像を編集・生成する力 | ◎（画像そのものに手を加える） | ×（画像自体は触れない） |
| キャッチコピーや構図案を考える力 | △（一部自動生成あり） | ◎（文章生成・アイデア出しに最適） |
| 画像編集の補助（提案・指示） | ○（生成塗りつぶし・被写体削除など） | ◎（「どう加工すればいい？」に答える） |
| アイデアや構成の整理 | × | ◎ |
| Photoshopとの連携 | ◎（統合済み） | △（直接連携は不可／アシスタント的） |
アイデア系はChatGPTだね
そうですねFireflyが画像生成なので
Fireflyが画像生成なので、ChatGPTのようにテキストで何か聞いたりっていうことはできないです。なので、アイデア出しだったりをする場合はChatGPTを使いましょう。
まとめ：ChatGPTはデザインの“第2の脳”になる
Photoshopは、あなたの“手”としてあらゆるデザインをカタチにしてくれる優秀なツールですよね。
対してChatGPTは構成を考え、キャッチコピーを考え、ターゲットや季節に合った雰囲気を整理し、ときには「それ、こうしてみたら？」と提案までしてくれる──
まさに、デザイン脳の“片割れ”のような存在です。
ChatGPTが担うのは「考える工程」
- 構図、配色、フォント、コピー、トーンの整理
- アイデアのブレスト相手
- 時短＆迷いの排除
Photoshopが担うのは「表現する工程」
- 実際のデザイン作業
- 手を動かす部分の調整
- Fireflyを含む画像生成・加工
確かに手を動かす前にChatGPTでいろいろ準備できそう
そうですねイメージを作るのに役立ちそうです
これからPhotoshopを使い始める人も既に使っている人も、何か作る際に迷ったらChatGPTと組み合わせて使ってみるといいかもしれませんよ。
ちょっと試してみたかったらAdobeのCreative Cloudコンプリートプランから試してみるといいです。7日間の無料期間があった気がしますので。（コンプリートプランなら他のソフトも試せる）