AIでアニメって作れない?
まだ難しい部分はあるけどオープニングぐらいだったらできそうですね
AI生成ツールが凄い勢いで進化してきて、これらを使ってアニメって作れないのかな?って思ってしまいますよね。
そこで今回はAI生成ツールを使ってアニメOPを作るっていうことをやってみたいと思います。
記事の内容
- 作成するアニメーションOP
- アニメキャラを画像生成ツールで作成する
- アニメキャラを動画生成ツールで作成する
AIを使ってアニメーションを作ってみたい方がいれば、どんな感じでで切るのか参考にどうぞ。
アニメーション作っていきましょう
作成するアニメーションOP
試しに作ってみたのがこちらです。今回は縦長の動画で作りましたが、横長でもできるでしょう。
なんかちょいちょいそれっぽいね
そうですよね、あってもおかしくなさそうな部分も感じます
これを作るのにいくつかツールを使ったのですがこんな感じです。
使用したツール
- 画像生成・・・Midjourney
- 動画生成・・・Runway
- 動画編集・・・PremierePro
流れとしてはMidjourneyで画像を複数作成して、それらをRunwayで動画化して最後にPremiereProで編集するっていう流れです。PremiereProは基本的に生成された動画を繋ぎ合わせるだけなので難しい操作はないですね。
Midjourneyでアニメキャラの画像生成をする
まずは画像生成AIツールでアニメキャラクターを作ります。今回はMidjourneyを使うけど別に何でもいいです。自分のイメージに合うようなキャラクターになるまで生成を繰り返すといいでしょう。
キャラクターを作成したら、そのキャラクターの違う場面の画像を作成です。
同じテイストで違う場面の画像を作成する
Midjourneyには作成した画像を参照して、同じようなテイストで別の画像を生成する機能があります。使ってみるとこんな感じでさっき生成した画像と似ていますよね。
参照する際は、Useの部分でImageとStyleを指定してやると割と似た画像が作られると思います。
他の画像生成ツールだとSeed値とかを調整してやれば同じようなことができると思うから、その際は色々調べてみるといいでしょう。
いくつか画像を生成したら次はそれらを動かします。
Runwayで生成した画像をアニメーションさせる
次はさっき生成した画像を動かします。今回はRunwayを使うけど、これも他の動画生成ツールでもいいです。動画生成ツールによって生成される動画のテイストがちょっと違ったりするから色々試してみるといいかもしれない。
Runwayを使うとこんな感じで、画像を入れてプロンプトを入力するとそれを動画にしてくれる。
動画を再生すると指定した画像が動いてるものにしてくれる。
画像とプロンプト入れるだけで動画にしてくれるのは凄いね
ですよね、動きつけるのって手作業だとしんどいんだけどね
ちなみに生成される動画は何回か生成を繰り返さないとあまり良いのは生まれないかと思います。無料の範囲だとそういったことができない場合が多いと思うので、ちゃんと使う場合は有料プランを検討してみるといいでしょう。
PremiereProで生成した動画を繋ぎ合わせる
なんとなくわかったと思いますが、後はここで生成した動画をPremiereProでつなぎ合わせて音楽を付けるなりすればいいだけです。そうすればこういった動画を作ることは可能です。
難しい点
やってみて思うのが、一連の動きを動画にすることは難しいです。今回のオープニングのようなムービーであれば、数秒でシーンが切り替わるのでシーンごとの動画を作成して繋ぎ合わせればできます。
ただ、普通のアニメのように同じシーンでキャラクターが動いてそこに誰かが登場して・・・とかっていう動画は難しい。まだそこまでスムーズには作れないかなあっていうところでした。
まとめ
画像生成AIと動画生成AI組み合わせて動画作ってみたけど、こんなことが簡単にできてしまうのが恐ろしいですね。ただまだスムーズにはできない点と生成系のAIをたくさん使おうとすると割とお金がかかってしまいます。
無料の範囲内だとかなりきついと思うので、アニメーションをAIで作ってみたかったら有料プランを比較してみてみるといいですよ。