
Fireflyボードって何なの?
画像とかを整理できるボードなんだけどいろいろできるんですよね

Fireflyでの画像生成は試したことあるけど、Fireflyボードってなんなんだろう?時になってしまいますよね。そこで今回はAdobeのFireflyボードについて見ていこうと思います。
記事の内容
- Fireflyボードとは?
- Fireflyボードで画像生成する
- Fireflyボードで動画生成する
- Fireflyボードで画像編集する
- Sample from canvasを使う
- Remixを使う
よりAI生成機能を効率的に使いたい方は参考にしてみてください。
FireflyBoardについて見ていきますよ

AdobeFireflyボードとは
Fireflyボードは超簡単に言えば、こんな感じで複数の画像たちを1つのボード上にまとめて整理して置けるものです。


本当にボードだねこれって単なる画像置き場ってことじゃないよね
もちろんですいくつか機能がありますよ

ボード上は複数の生成した画像なんかを置いて置けるんですが、こんな機能があります。

画像と動画の生成はイメージできるけど、他2つはあんまり見ないね
そうですね後で見てみましょう

Sample from canvasやRemixはボードに置いた画像を参照して合成することのできる機能でやってみると結構面白いです。どんな機能かそれぞれ見ていきましょう。
Fireflyボードで画像生成する

生成したものはこんな風にボード上に並べることができます。


いいねどれがいいかなー?とかできるじゃん
そうそう見栄えも良いですよね

複数人でも作業できるようなので、チームで何かを作業するときにも面白そうです。
使えるAIモデル
使えるモデルはこんな感じですね。

バリエーションの作成
画像からそれと似たような画像を作るのがとても簡単でバリエーションを作成から行うことができます。




こんなに作ってくれるのね
凄いですよね一気に16枚も作ってくれました

細かい位置や表情、向きなどが気に入らなかったら試してみてその中からよりイメージに合った画像が見つかるかもしれません。これはMore like thisを使っているけど、他にもバリエーション生成の選択肢はあります。
Keep style

同じようなスタイルで他の画像を生成してくれましたね。
Keep subject

こちらの場合は、対象である猫を保ったまま他の画像を生成してくれましたね。
Fireflyボードで画像編集する
生成拡張
生成拡張は画像を拡張して拡大することのできる機能。



Photoshopで生成拡張した感じの機能だね
まさにそうですそれがweb上で簡単にできます

編集
プロンプトを入力することによって画像を編集することができます。

プロンプトに変更したいことを入力します。

黒色の猫にしてほしかったので試してみると変更されました。


Fireflyボードで動画生成する
動画生成も画像と同じでプロンプト入力すれば動画生成ができます。


使えるAIモデル
使えるモデルはこんな感じですね。

Sample from canvasを使う

これは画像から要素を抽出し、それらを踏まえて合成してくれる機能みたいなんですが、正直こういう機能です!っていうのが言いづらいです。
サブプロンプトを抽出する
スポイトを使って画像を選択すると、その画像からサブプロンプトっていうものを抽出してくれます。例えば以下なら砂漠の風景や花の彫刻っていう文言が出てきました。


抽出してサブプロンプトは生成時に使うことができて、このまま画像を生成することができる。

そうするとこんな画像たちが生成されました。




画像の要素を抽出してプロンプトにしてくれるみたいな感じだね
そうですね、なんか面白いです

画像からサブプロンプトを抽出して合成って珍しい気がするけど、有用だったら使っていきたいですね。
Remixを使う

Remixは画像を自動で合成してくれる機能です。画像を複数選択して編集ボタンを押すと、それらの画像を融合して別の画像を作ってくれる。




自動で合成して作ってくれるのね
そうなんです

16パターンの画像を作ってくれましたね。ちなみにこれは3枚以上の画像でもできます。


簡単に合成を楽しめますね。
まとめ
Fireflyボードを使って見ましたが、サブプロンプト抽出して画像生成したりRemixで合成したり他のツールとはちょっと違ったことができて面白かったです。
生成した画像を並べて何かしたいっていうことってあると思うので、そういう面でもボードで管理できるのはいいかもしれません。気になったら試してみるといいでしょう。